転職ノウハウ

転職・退職トラブルに合わないためには?転職時の「トラブル経験あり」56.2%の人から学ぶ、トラブル回避策

採用を積極的に行う企業が増えるその裏で、退職者により負荷増で現場が疲弊し、さらに退職が促進される…といった負のサイクルに陥っている企業も、少なくありません。

このような環境下での就職・転職・退職には、様々なトラブルが起こりがちです。

転職にまつわるメディアを運営する弊社にも、様々な声が届けられています。

そこで今回、就職・転職時にはどんなトラブルが起こりやすいのか、そしてそれを回避する方法はあるのか探るべく、働く20代~50代の男女162名にアンケート調査を行いました

そのアンケート調査結果をもとに、この記事では、わかった原因と、働く人々が本当に求めていることなどをご紹介します。

全て読み終えると、どうすればトラブルなく転職ができるかがわかるはずです!

  • 調査結果
  • トラブル回避策

就職時・転職時に「トラブルの経験あり」56.2% トラブル原因NO.1は「在籍企業のトラブル」

以下の円グラフは、「トラブル経験があった」と答えた人のうちの男女比の割合です。

トラブル経験があった人の性別割合

上記の円グラフを見ると、女性で「トラブルがあった」と答えた人は過半数を超えてました。

就職・転職時に企業とのトラブル経験がある方は、半数以上の56.2%でした。

また就職活動・転職活動時にトラブルが起こったことがある人の割合を表した以下の円グラフをご覧ください。

就職活動・転職活動時にトラブルが起こったことがある人の割合

トラブルがあったのは、具体的にどんな内容だったのでしょうか?

トラブル経験がある方に聞くと、一番多かったのが、「在籍企業とのトラブル」で38.3%、次いで「就職先・転職先企業とのトラブル」で36.2%でした。

以下のグラフを参照してください。

転職時のトラブル内容

トラブルケース1:在籍企業とのトラブル

「転職先が決まってから、辞職願をだしました。前の職場の誰にも相談せずに転職を決めたので、上司からも同僚からも引き止めが酷かったです。(30代女性/事務/医療福祉業)」

 

トラブルケース2:就職先・転職先企業とのトラブル

「先に内定の決まっていた企業に、断りの返事をしたら嫌がらせをされた。(30代男性/団体職員/農林水産業)」

ほかにも、

「転職時に雇用契約書をすぐ用意してもらえず、入社2~3週間後に渡された書類は不備だらけ。誠意があるかも疑わしく、結局退職しました。(40代女性/営業企画/情報サービス業)」

といった、転職時の不信感がそのまま退職につながった方も。

なかには、「就職・転職時にトラブルはない」と回答しながらも、

「前の職場は8ヶ月で退職しました。ヘッドハンティングでしたが、お局様にパワハラされました。パワハラが原因だと明確だったので、退職時にトラブルはなくあっさり退職でした。(30代男性/医療経営/医療福祉業)」

といった方もいらっしゃいました。

トラブル回避作は?

次に、トラブル回避策についてご紹介します。

回避策が3つあるので、どれも覚えておくようにしましょう。

回避策1:在籍企業のトラブルに関しては、 転職先を先に決めておくこと

「転職先を決めてから、辞めたことは自分にとっては良かったです。収入も途切れずに済みましたし。ただ、職場の仲の良い人には相談くらいはしておいた方がスムーズに辞められたのかなとは思いました。小規模の会社ならなおのことです。(30代女性/事務/医療福祉業)」
「説得が続き、なかなか辞めさせてもらえなかった。次が決まったので後2ヶ月で仕事を辞めるとは言わずに、やめる事のみ伝えて転職するべきだった。(30代女性/企画/メーカー)」

回避策2:日頃からの円満なコミュニケーションが鍵

「退職トラブルは、報告が遅いと言われた程度。やめるときには今までありがとうと、感謝の気持ちを伝えられた。
大事なことは、在職中は仕事をおそろかにせずにしっかりとこなすこと。日頃から真面目に働いていたら、退職時も円満です。(30代男性/WEBデザイナー/情報サービス業)」

回避策3:信頼できる転職エージェントを活用する

「退職トラブルなくスムーズに退職できたのは、一人で転職しなかったから。転職エージェント選びはしっかりした方が良いです。最近ではネットでも活動できます。職安なんかは待ち時間が長く働きがない場所もあるのでそこの見極めは大事です。(20代男性/営業/複合サービス業)」

今後どのように働きたいか?理想は「1社で長く働きたい」43.8%

そもそも、みなさんは「転職したい」と考えているのでしょうか?

あくまでも、転職が売り手市場なことと、転職したいかどうかは別の話。

そこでアンケートの中で「あなたは今後、どのように働きたいですか?理想をお教えください」と質問したところ、「1社で長く働きたい」と回答した方は、43.8%にも上りました。

「転職を重ねてキャリアアップしたい」と回答した方は8.7%に留まり、「1社で長く働きたい」と回答した人は5分の1程度しかいません。

企業の求人が増え続けていても、なかなか転職に腰が重く、求人数に対して転職希望者が少ない、といった現状とも一致しています。

そのアンケート結果は以下のグラフを参照してください。

あなたは今後、どのように働きたいですか?理想を教えてください。のアンケート調査結果

他に、「本業と副業を両立したい」と回答した方も32.7%おり、主な仕事に加えて副業の2本柱を持ちたい、と考える人も一定数いることがわかりました。

まとめ|もっといい環境へ、と考えるみなさんへ

ほとんどの人は、「できれば1社で長く働きたい」と考えています。

しかしながら、残念ながら転職に至ってしまうのは、給与などの待遇だけでなく、パワハラ・モラハラ・セクハラなどの企業倫理にまつわるケースも多々あることが、あらためてわかりました。

それに対し、ハラスメント対策の意識もあり、給与も高い傾向にある大手企業は、副業解禁も積極的であったりと働きやすさをより向上させています。

売り手市場ではますます、環境整備の整っている大手人気が白熱するでしょう。

とくに、リーマンショック前後の就職氷河期の世代の方は、いま大手転職にリベンジのチャンスです。

新卒就活で苦戦した大手企業も、中途採用では門戸を広くあけており、今までの経験を持ってして転職も可能です。

また、社内コンプライアンスの意識向上や、働く社員のニーズに合わせた勤務形態の多様化など、時代に合わせた企業文化のアップデートを行っているのは、大手ばかりではありません。

ITベンチャー企業を中心に、社員採用に積極的な企業は働きやすい環境整備に積極的。

大手以外でも長く働きやすい会社を選びやすい時代になってきていることは確かでしょう。

しかし、転職売り手市場を受け、強引なヘッドハンティングや転職紹介で、無理に転職をさせたがる転職エージェントがいないわけではありません。

もし転職サイトやエージェントを活用して転職することを考えているならば、パートナー選びは慎重に行ってください。

※すぐに転職を考えている方は…

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私達は働くを考えるメディアとして、引き続き、働くみなさんの疑問や悩みを解決できるよう情報発信を続けてまいります。

調査概要

調査概要は以下の通りです。

◆調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
◆調査内容:就職・転職時のトラブルに関する意識調査
◆調査対象者:働く20代~50代の男女162名
◆調査期間:2019年2月7日(木)~2月8日(金)

ベストワーク編集長はあなたが最高の転職を実現できるように祈っています。

ABOUT ME
江波戸 純希
江波戸 純希
BWO(ベストワークオンライン)の編集長。 元転職エージェント経験者で、国内に留まらず、海外就職支援のサポート経験もあり。神田外語大学卒。お問い合わせや取材等のご依頼はTwitterのDMからお願い致します。