転職ノウハウ

転職軸を決めることが転職成功の鍵!作り方やES・面接の答え方も

転職活動をする時には転職軸を決めることがとても大切ですが、「転職軸って何?」という方や転生軸をどうやって決めればいいのかわからない」と悩んでいる方も多いでしょう。

また、「転職軸を決めてもそれをどうやってアピールすればいいのか分からない」という方もいるはず。

この記事では、転職軸の作り方やES(エントリーシート)への書き方、面接の回答方法などを詳しく解説します。

この記事を読めば、転職を成功させるために、転職軸を決めることがどれだけ大切なのかが理解できます。

読み終えた後には「まずは転職軸をしっかり作ろう!」と動き出せるはずですよ!

  1. 転職軸がないと企業選びや就職活動がブレる
  2. 転職軸の考え方と作り方について
  3. 転職軸はESや面接で聞かれる可能性大

1.転職軸なしで転職活動をするとブレることがある

転職軸というのは「転職活動(または就職活動)を行う時に、持っている自分の考えや希望・イメージ」のことをいいます。

仕事内容はもちろん職場環境や福利厚生など、さまざまな面で転職先に自分が求めるものをもとに
転職活動の軸を決めていきます。

転職軸があれば企業選びがより明確になるので、ミスマッチを防ぐことができるうえに、転職してから「こんなはずではなかった」という失敗を極力減らすことができます。

転職軸が定まらないまま転職活動をすると、自分の考えがブレてしまうことがあります。

「給料がかなり下がるけれど、希望した職種だからいいだろう」「未経験の業種だし希望する仕事ではないけれど、海外赴任ができるらしいからここに決めよう」など大切な軸を見失って転職することは後悔に繋がります。

2.転職活動の軸の考え方と作り方

転職軸をどのように決めていけばいいのか具体的に見ていきましょう。
ひとつひとつクリアにしていくと、あなたが転職に求めているものが明確になり、企業選びや面接の対策など転職活動をより的確に行うことができます

2-1.転職先に求めることを書き出す

まずは転職する時にあなたが求めるものについて考えましょう。

仕事内容や働き方、収入や人間関係などいろいろと理想の職場のイメージがあるはずです。

  • 今までの経験を生かしてさらにキャリアアップできる仕事に就きたい
  • 働きながら資格を取ってより専門性の高い仕事をしたい
  • 日本だけではなく海外ともやりとりする仕事がしたい
  • 今よりも年収が良いところに行きたい
  • 残業が今より少ないところがいい
  • 土日休みの仕事がしたい
  • 一から最後までトータル的に自分が主導で仕事をしたい
  • 社内でのスキルアップ制度が充実している

など、どんな環境でどんな働き方をしたいかじっくり考えて、なるべくたくさん書き出してみてください。

給与や待遇などなんでもいいので、書いてみましょう。

2-2.就活軸の一覧に優先順位をつけていく

転職や就職活動で求める条件や希望が書き出せたら、その就活軸の一覧に優先順位をつけてみましょう。

「転職する際にこれだけは譲れない」と思うものをピックアップします。

仕事内容、環境、待遇や給与、勤務地などのなかで、どうしても転職先に求めたいものを明確にしておきましょう。

書き出した条件すべてを満たす転職先を見つけるのは難しいので、譲れない条件を3〜5つぐらい決めておくことで、転職先選びが楽になるうえ他の条件に関して譲歩しようという気持ちになります。

また、転職軸を決めるためにいろいろ希望条件を書き出すことで、転職しなくても解決できる問題が見えてくるかもしれません。

2-3.転職先で活かせるキャリアや強みを書き出す

転職先に求めるものが分かったら、次はあなた自身のことについて分析してみましょう。

  • 今までの社会人の経験でどんな仕事をしてきたのか
  • どんなキャリアやスキルがあるのか
  • 転職後に活かせる経験や資格

などを書いてみます。具体的な仕事の経験やキャリアに関しては数字なども書いておくといいでしょう。

また仕事だけではなく、「管理職として部下をうまくまとめてプロジェクトを成功させた」などコミュニケーションスキルもぜひ書き出してみましょう。

2-4.今の仕事で不満に思うことは何か

次に今の仕事や職場環境で不満に思っていることや変えたいことを考えてみましょう。

  • 残業が多い
  • 給料が安い
  • ルーティンな仕事ばかりで単調
  • 責任のある仕事を任せてもらえない

など転職を考えるようになった理由についても、書き出してみてください。

書き出した後、こちらも精査してみます。

転職しなくても改善できる問題がないか、また転職しても起こる可能性のある問題がないかを考えましょう。

2-5.転職したいと思った理由を明確にする

ここまでしっかり自己分析ができたら、今度は「なぜ転職をしたいと思ったのか」について考えてみます。

今まで書き出してきた「転職する時に譲れない条件」や「転職先で活かせる強み」「今の職場で不満に思うこと」などを参考にして、転職したい理由を明確にしていきます。

  • 転職したい理由
  • 企業選びで重視したいこと
  • (企業を選んだ後に)なぜこの企業に転職したいのか
  • 転職先でどのような仕事をしたいか
  • 今までのスキルやキャリアで転職後に活かせるものは何か

ここまで分析をしていくと、転職軸がはっきりとしてきます。

転職活動でブレずに、あなたらしさをもっと活かせるような企業や仕事を選ぶことができるようになります。

  • 転職軸の決め方は自己分析が大切
  • 転職で譲れない点や転職後に活かせるキャリアなどを明確に
  • 転職したい理由や企業や職種選びの理由を自分で明確にする

3.転職活動の軸はESや面接でアピール

転職活動の軸をあなた自身が明確にできたら、ES(エントリーシート)や面接でも採用担当者にうまく伝えられるといいですね。

企業側も応募者が転職軸をしっかり持っているかどうかをESや面接時に聞いてきます。

転職軸は自己アピールでもあります。

なぜこの企業を選んだのか、入社してどんな働き方をしたいのか、何ができるのかなどをしっかり伝えられると転職の成功率もグッと上がります

3-1.ES(エントリーシート)への就職活動の軸の書き方と例文

企業から転職軸を聞かれる方法で多いのがESです。

企業側は就活の軸を聞くことで、「応募者が明確な志望動機を持っているのか」「仕事に何を求めているのか」を判断し、自社の求めている人材とマッチするかを見ています。

ですから取り繕う必要はなく、素直にその企業の仕事や社風など、どんなところに惹かれたかを書きましょう。

また志望動機に自分の経歴なども絡めて書けると、より充実したESが書けます。

例:前職は営業で首都圏を担当しており、〇〇を小売店に販売していました。国内で年間トップセールスの賞を4回いただいたことがあります。

取引先の担当の方とこまめにコミュニケーションを取りながら、要望や不満や困っていることなどを推測して、商品だけではなく満足してもらえるサポートをすることが得意だと思っております。

御社に応募しましたのは、今まで営業として積み重ねてきた経験を活かして、国内だけではなく海外との取引もやってみたいと思ったからです。

4年前から海外での仕事も視野に入れ英会話の勉強も行っています。

例:某大手企業のシステム部で働いておりました。

大手企業のさまざまな部署のシステムの構築や管理、運営などを少人数で担当していたので、ひとつひとつの仕事にじっくり取り組むことが難しく、時間と戦いながらこなすような感じでした。

システムの開発、構築から運営、管理と一貫して担当して、より良いシステムを作っていきたいと思い御社に応募させていただきました。

3-2.面接で転職活動の軸を聞かれるケースと回答例

面接時に転職軸について聞かれることもあります。約半数の方が就活軸についてなんらかの形で選考時に聞かれていて、面接の時に聞かれた方は約8割にもなります。

転職活動で面接まで進んだ場合、ほぼ間違いなく転職軸について聞かれると考えておきましょう。

面接官からはさまざまな言い方で質問されます。

  • 当社の志望動機を教えてください
  • なぜこの業種を希望したのか教えてください
  • なぜこの業界で働きたいと思ったのですか
  • あなたの就活の軸を教えてください
  • 入社した後のビジョンはありますか

面接で聞かれるこれらの質問にも、転職軸をしっかり伝えられるような回答ができるといいですね。

例:御社の方針である「一人ひとりが自由にマーケットを開拓し販売する」という戦略に共感いたしました。

前職では女性向けの自然派コスメを販売していたのですが販売ルートが決められており、ルーティンに取引先を回り、商品を卸す仕事がメインでした。

もっと開拓できそうな小売店や個人経営のエステサロンなど、個人的に飛び込み営業したいところがたくさんあったのですが、決められたエリアの仕事しかできませんでした。

御社に採用していただけたら今までのマーケットやエリアなどに捕われずに幅広く商品の良さ伝えていきたいと思っております。

例:介護の仕事を希望したのは、これから需要がますます高まる分野の職であるということだけではなく、祖母と同居していて私自身も介護の経験があるからです。

3年ほど介護を母と一緒にしましたが、当時はわからないことも多く「もっとあの時はこうしてあげれば良かったのか」と後から気づくことがたくさんありました。

今までの経験も活かしてよりお年寄りが、健やかで無理なく暮らせるお手伝いをしたいと思ったのが、この業界を希望した理由です。

資格はありませんが、働きながら実地の経験を積み、資格取得を目指したいと思っています。

例:私の就活の軸は、食を通して人の健康をサポートすることです。体を作っているものは日々食べているものです。

極力農薬や添加物などがないもの、栄養バランスの取れた食品を摂取することがもっとも健康維持には大切だと思っています。

食材はもちろん、調味料やサプリメントなど私たちが口にするものは数多くあります。

御社の扱っている無農薬野菜や食品は以前から、宅配サービスを注文させていただいておりまして、産地や生産者がわかる消費者が安心できる取り組みなどにも深く共感しておりました。

今後は電話による販売や問い合わせ業務などを通して、商品の安全性やお客様の疑問や不安などにお答えする仕事で人々の食や健康に関わっていきたいと思っています。

例:御社を志望した理由は、資格取得のための充実した制度があるからです。

ゆくゆくはファイナンシャルプランナーの資格を取り、お客さまそれぞれの家族構成やライフプランに合わせた、最適な資産形成や保険などの総合的なアドバイスができるようになりたいと考えております。

御社で保険を販売する仕事を通して知識や経験を積みながら、さらにファインシャルプランナーを目指しステップアップしていきたいと考えております。

どのような質問の仕方か分かりませんが、面接で転職活動の軸を必ず聞かれると思っておきましょう。

質問に答える形でうまく転職軸について話せるように練習しておくといいですね。

3-3.転職軸であっても言わない方がいいこと

また転職活動の軸の、譲れない条件のなかに「現職よりも高収入」や「自宅からの通勤が1時間以内」といったことが入っているかもしれませんが、面接でこれらの理由をいうのはNGです。

「前向きで転職してさらに仕事で活躍してくれそうだな」と面接官に思ってもらえるよう、業種に関することや仕事内容、働く環境などの面で、転職軸について話せるようにしておきましょう。

  • エントリーシートや面接で転職活動の軸を聞かれる可能性は高い
  • 仕事内容や業種、転職後の将来のビジョンなどを中心に簡潔に答えられるようにしておく

まとめ|転職軸をしっかり作るとやりがいのある仕事を見つけられる

転職軸の作り方や、エントリーシート・面接で聞かれた時の答え方などについて説明しました。

転職軸の作り方
  • 転職先に求めるものをあげる
  • 譲れない条件は何か考える
  • 転職先で活かせそうなスキルや強みをあげる
  • 今の仕事で改善したい点や不満を書き出し転職先でも起こりうることか検証する
  • 転職したい明確な理由を考える

ESや面接での転職軸を聞かれたら
  • 転職軸をもとになぜ志望したかの動機を答える
  • 今までの経験や将来のビジョンも入れる

自己分析をしっかりして転職軸を決めることによって、企業選びも楽になるうえ、転職後の仕事や環境を充実させることができます。

転職軸を決められないまま転職活動を行うと、さまざまな業界の企業や職種が気になってしまったり、転職したい理由が曖昧になってしまいがちです。

転職先のリサーチもうまくできず、ESでも「御社で働きたい」という明確なアピールができなくなってしまう場合もあります。

転職を考えるなら、まず転職軸を作ることがもっとも大切です。

あなたがなぜ転職をしたいのかじっくり自分と向き合ってみてください。

ベストワーク編集長はあなたが最高の転職を実現できるように祈っています。

ABOUT ME
江波戸 純希
江波戸 純希
BWO(ベストワークオンライン)の編集長。 元転職エージェント経験者で、国内に留まらず、海外就職支援のサポート経験もあり。神田外語大学卒。お問い合わせや取材等のご依頼はTwitterのDMからお願い致します。